長野県上田市でマウンテンバイク、ロードバイク、グラベルロードのツアーを企画、ガイドしています。

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山岳ファーストエイド講習会に参加してきました。

久々の更新です。

フェイスブックで簡単に報告させていただきましたが、日本登山医学会の主催する、

山岳ファーストエイド講習会に参加してきました。(カリキュラム内容PDFファイルリンク)

都内の多摩スポーツセンターという施設に3日間泊まり込み、

座学24時間、実技16時間という濃い時間でした。

年々増えているという参加者は、今回44名。

医師、看護師、理学療法士といった医療関係者をはじめ、

警察の山岳救難隊、航空隊、といった山岳救助のプロ、

山岳ガイドやリバーガイド、スキーパトロールのリーダーといったアウトドアのリーダー的な方々。

これらのいわばその道のプロが7~8割ほど、あとは一般の登山者やまだビギナー、という方。

看護師さんが多いせいもあってか、4割ほどが女性でした。

こういった構成のせいか、座学は非常にさくさくと進み、うかうかしているとちょっとした用語で置いて行かれそうになります(-_-;)

まずは写真でレポです。

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こういった講習について見聞きするとき、どうしても添え木の当て方や担ぎ方などの一つ一つの技能、というかやり方に意識が向いて、「難しそう」とか「そんなにたくさん覚えられない」と思ってしまいがちです。

実際、私もそうでした。しかし、受けてみてそれらが杞憂であると同時に、まったく新しい見方を脳内に構築しなければいけないことを知りました。

肝は、「対象者をいかに死なせないか」。

傷病者を前にして、死の危険の高い部分からチェックをし、その状態の把握、生死にかかわる状況の有無、早急にするべき処置や行動またそれらの優先順位を設定するフローチャートこそが大事なのであって、どう固定するか、どう運ぶか、はその次の話なのです。

「生きていてこそ」ですから。

 

私は以前に消防署の上級救命講習は受けていたのですが、救急車が来ない場所での救急救命、というものは体系的に学べていませんでした。

「いざ」という場面にゲストを陥らせないようにするためにIMBAのインストラクター認定を受けたわけですが、その「いざ」が起こってしまったときに、ガイドとして最低限知っていなければいけないことがあるのではないか、それが対価を得てガイドするものとして、ゲストはもちろん、こういったガイドツアーを受け入れて下さっている地域に対してもの最低限の責任なのでは、という思いがありましたし、重圧を感じてもいました。

ショップスタッフとしてお客さんと一緒に走っていた時とはやはり違うものです。当然ですが。

今回この講習を修了して、その思いから来る重圧は軽くなったかというと…

実はそうでもありません。

今まで漠然と考えていた危険が具体的な内容を伴って知識として得られたと同時に、講習を受けたものとして、正しく実践する、という責任も感じているからです。

話が固くなってしまいましたが、つまり長元坊バイシクルツアーズは安全第一で運営しておりますので、危険に対しての心構えと冒険心をちょっとだけ心に忍ばせて、安心して遊びに来ていただきたい、というお話しでした。

それから、一人では救急救命はできません。もしもの時には同行されている、傷病者以外のお客様にもお手伝いをお願いすることがあるかも知れませんので、その時はどうかご協力をお願い致します。

自転車における危険については少し思ったことがありますので、また記事を書く予定です。

覚えておきたいキーワードは「高エネルギー外傷」、そして「熱射病」です。

ではまた!

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